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  • 2004年(平成16年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2004年(平成16年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2004年(平成16年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第21回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    2004年に起きた主な出来事は以下の通りです。
    流行語が生まれた時代背景として参照ください。

    • 自衛隊のイラク派遣開始(1月)
    • 陸上自衛隊本隊第一陣がイラク入り(2月)
    • マドリード列車爆破テロ事件が発生(3月)
    • 尖閣諸島・魚釣島に中国人7人が上陸し沖縄県警が逮捕(3月)
    • イラク日本人人質事件が発生、誘拐された3名は後に開放(4月)
    • 上海総領事館員自殺事件が発生(5月)
    • 小泉首相が北朝鮮を再訪問し日朝首脳会談が行われた(5月)
    • イラクで取材中の日本人フリージャーナリスト2名が銃撃され死亡(5月)
    • アテネオリンピック開幕(8月)
    • ロシアでベスラン学校占拠事件が発生(9月)
    • アテネパラリンピック開幕(9月)
    • イラク日本人人質事件が発生、後に遺体が発見される(10月)
    • ニンテンドーDSが北米で発売、後に世界各国で発売(11月)
    • ソニー・コンピュータエンタテインメントのPSP(PlayStation Portable)が日本発売、後に世界各国で発売(12月)
    • スマトラ島沖地震が発生(12月)

    公式サイトの発表はこちら「2004年の日本新語・流行語大賞」です。

    2004年の日本新語・流行語大賞

    2004年 年間大賞

    チョー気持ちいい アテネオリンピックの男子100m平泳ぎ決勝で北島康介さんが1分00秒08で金メダルを獲得、そのレース後のインタビューで「チョー気持ちいい」(超気持ちいい)と発言したことから。
    優勝が当たり前とも報道されたプレッシャーの中での素直でストレートな一言が印象を残しました。
    なお、同じく水泳で前回2000年のシドニー五輪では田島寧子さんの「めっちゃ悔し~い」がトップテン入賞しています。
    受賞者は北島康介さん。

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    2004年 トップテン

    気合だー! プロレスラーのアニマル浜口さんが、前屈みになって腕を振りながら「気合だー!!」と連呼し、締めに「気合だー!! オィッ!! オィッ!! オィッ!!」というパフォーマンス。
    成田空港にてアテネオリンピックに出場する娘の浜口京子さんへの応援として行ったところ、マスコミに取り上げられ話題に。
    その後バラエティ番組などで親子出演して披露する場面が増えました。
    なお、このパフォーマンス自体は以前より行っておりプロレスファンの間では知られていましたが、一般にも知られるようになりました。
    受賞者はアニマル浜口さん。
    サプライズ サプライズは英語で「予期しないこと」「驚かす」「びっくりさせる」などの意味があり、この年に小泉首相が行った人事や政策などの動きに対してよく使われました。
    これ以降は政治以外の場面でも、何か驚くような出来事に対して使われる言葉に。
    受賞者は「サプライズ人事」として自民党の幹事長に起用された武部勤さん。
    自己責任 4月に日本人3名(ボランティア、フリーカメラマン、ジャーナリスト志望の少年)がイラクの武装勢力によって誘拐、同月2名(共にジャーナリスト)も拉致、10月には青年1人が拉致殺害されるなどの事件が相次ぎました。
    いずれも再三の日本政府の勧告を無視して渡航している事から、危険と知りつつ自らの意思で現地に向かっているため(誘拐や拉致は)自分の責任「自己責任」であるという声が挙がりました。
    受賞者は該当者なし。
    新規参入 この年プロ野球球団の「大阪近鉄バファローズ」と「オリックス・ブルーウェーブ」が合併することとなり、5球団になったパ・リーグへの空いた1球団の枠を狙い『新規参入』に名乗りを上げる企業が話題になりました。
    マスコミに大きく取り上げられたのは「ライブドア」率いる堀江貴文さんと、「楽天」率いる三木谷浩史さん。
    両者ともIT関連会社という事で、これまでない球団運営会社が誕生するとして注目されました。
    審査の結果、楽天が新規参入を認められ東北楽天ゴールデンイーグルス(通称 楽天イーグルス)が誕生しました。
    なおプロ野球への新規参入は1954年の高橋ユニオンズ以来50年ぶりの出来事でした。
    受賞者は堀江貴文さん。
    セカチュー 2001年4月に発売された片山恭一さんの恋愛小説「世界の中心で、愛をさけぶ」を略して「セカチュー」。この年に映画化され大ヒットしました。
    松本朔太郎(サク)が白血病で亡くなった恋人の廣瀬亜紀(アキ)との思い出の日々を振り返るストーリー構成。
    映画の主演は大沢たかおさんとと柴咲コウさん、出演は長澤まさみさんと森山未來さん他で、小説とは内容が異なっています。平井堅が歌う主題歌「瞳をとじて」も大ヒット。
    公開後には相乗効果によって300万部を突破する大ベストセラーとなりました。
    受賞者は作家の片山恭一さん。
    中二階 ポジションでいうと次期リーダーともいえる立場でありながら、いまひとつ目立たない政治家を表現した用語。
    流行語公式サイトでは平沼赳夫前経済産業相、古賀誠元幹事長、高村正彦元外相、麻生太郎総務相を該当者として挙げています。
    中二階(ちゅうにかい)のもともとの意味は、建物で正規の三階よりも低く二階よりも高い位置に設置された2.5階とも呼べる高さにある階のことで、その中途半端さを表現した使い方が的を得ているとして受賞。
    小泉純一郎さんも発言の中で用いた事で広まりました。
    受賞者はこの言葉の考案者とされる参議院議員の山本一太さん。
    って言うじゃない… ○○斬り! …残念!! お笑いタレントの波田陽区さんが行うギャグで使われる台詞。
    着物姿でギターを持ち、流行のネタを弾き語ります。そしてある程度語ったところで「って言うじゃなーい」という言葉を挟み、「(落とす台詞を叫んで)残念!!」と締めます。
    有名なのは当時流行していた韓国ドラマ「冬のソナタ」(冬ソナ)の主演男優、ペ・ヨンジュンさんをネタにしたもので、「私、ヨン様と結婚したい!って、言うじゃな~い?でも結婚したら、アンタの名字ペですから!残念!」。
    日本テレビ系列で放送されていた「エンタの神様」で披露したところ話題となり、バラエティ番組に引っ張りだこに。「ギター侍」のあだ名も付き、ネタにされた人物はギター侍に「斬られた」という表現をされました。
    受賞者は波田陽区さん。
    負け犬 「30代以上、未婚、子なし、」の女性は負け犬と定義した酒井順子さんの著書「負け犬の遠吠え」がベストセラーに。
    2003年に出版されたエッセイ集で、自らも負け犬とした上で逆説的にエールを送る内容になっています。
    受賞者は酒井順子さん。
    冬ソナ 2002年に韓国のテレビ局・KBS2で放送された韓国ドラマで、日本では2003年4月から9月までNHKのBS2で、2004年4月3日からは地上波のNHK総合テレビで放送され、主に主婦層や年配女性の間で人気に火がつきました。
    高校時代に恋心を抱いていたイ・ミニョンが交通事故で亡くなってしまい、その後別の男性と婚約が決まります。しかし亡くなったイ・ミニョンにそっくりな、ペ・ヨンジュンさん演じるカン・ジュンサンと出会うというストーリー。
    ドラマ撮影地の見学ツアーが組まれたり、ペ・ヨンジュンさんは「ヨン様」と呼ばれるなど「冬ソナ現象」が起きました。
    このドラマをきっかけに「韓流」と呼ばれる、韓国ドラマや音楽のブームが始まったとされます。
    受賞者は吹き替えでユジン役を担当した田中美里さん。

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    他の年の流行語について

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  • 2003年(平成15年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2003年(平成15年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2003年(平成15年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第20回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    2003年に起きた主な出来事は以下の通りです。
    流行語が生まれた時代背景として参照ください。

    • 北朝鮮が核拡散防止条約脱退(1月)
    • スペースシャトルのコロンビア号空中分解事故(2月)
    • イラク戦争開戦(3月)
    • 中国で新型肺炎SARSが大流行(3月)
    • アメリカでiTunes Music Storeがスタート(4月)
    • パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たちが公開(8月)
    • 歌手のマイケル・ジャクソンさんが性的虐待の容疑で逮捕、2005年に無罪判決(11月)
    • イラク元大統領のサダム・フセインをアメリカ軍が拘束(10月)

    公式サイトの発表はこちら「2003年の日本新語・流行語大賞」です。

    2003年の日本新語・流行語大賞

    2003年 年間大賞

    毒まんじゅう この年の自民党総裁選で、橋本派の会長代理・村岡兼造さんが橋本派でなく森派の小泉純一郎さんを支持した事を、野中広務さんが「(村岡氏は)毒まんじゅうを食らったのではないか」と発言。この表現が受け話題に。
    「毒まんじゅう」はそのままの意味だと毒の入った饅頭ですが、1990年前半以降に政治の世界で使われるようになった言葉は、見た目はおいしそうで魅力的ですが実際は危険が詰まっている事を意味していて、(本心では支持していないのに)小泉人気に乗っかり、選挙のためだけに行動する事を指しています。
    また、賄賂を受け取ることを指す隠語でもあります。
    受賞者は野中広務さん。
    なんでだろう~ テツこと中本哲也さんと、トモこと石澤 智幸さんのお笑いコンビ「テツandトモ」のギャグで、青ジャージを着たトモがギターを弾き、赤いジャージを着たテツが手をクネクネさせた振り付けでリズミカルに踊りながら、日常の何気ない疑問や話題について「なんでだろ~」と連呼しながら語ります。
    フジテレビ系列で放送されていたアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」とタイアップしエンディングテーマとして流れていた「テツANDトモのなんでだろう ~両さんバージョン~」で人気に火がつき、翌日発売の「なんでだろう ~こち亀バージョン~」がヒット。
    受賞者はテツandトモ。
    マニフェスト 選挙の際に政党や候補者が有権者などの人たちに対し、基本方針や数値目標などを示す文書や演説のことで、「政権公約」「政策宣言」「選挙公約」などとも呼ばれます。
    イギリスの総選挙では古くからマニフェストが使われており、日本でも2000年頃から使われ、この年は多くの党や候補者がマニフェストを提示し「マニフェスト選挙」とも例えられました。
    受賞者は長年マニフェストの必要性を提唱してきたとされる元三重県知事で早稲田大学教授の北川正恭さん。

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    2003年 トップテン

    勝ちたいんや! この年リーグ優勝を果たした阪神タイガースの監督・星野仙一さんがシーズン中に多用した言葉で、星野監督をイメージさせるフレーズとしてマスコミでもよく取り上げられました。
    それまでの阪神は4シーズン連続最下位という成績からの優勝で、残念ながらダイエーホークス(現・ソフトバンクホークス)に破れ日本一は逃したもののリーグ優勝は実に18年ぶりのという快挙でした。
    その際、大阪ミナミの道頓堀川に「道頓堀ダイブ」したファンは5000人とも言われました(その後「道頓堀ダイブ」は事故などが多発した上、水質が極めて悪いという事実がわかったため飛び込むのはかなり危険といえます)。
    受賞者は星野仙一さん。
    コメ泥棒 この年の冷夏により農作物の価格が高騰し、コシヒカリなどの米やさくらんぼや苺、梨、ぶどう、アスパラガスなど米や果物・野菜の盗難被害が多発。
    この年の冷夏は平均気温は例年を大きく下回り、ビールや清涼飲料や夏物商品の売り上げに大きな影響を与えました。
    さらにこれまで泥棒の対象外であろうと考えられていた農作物までが盗まれる事態に農業関係者は落胆するとともに防犯対策を迫られる事態に。
    この頃社会問題化してきたオレオレ詐欺(現在の名称は「振り込め詐欺」)とともにマスコミに珍妙犯罪として取り上げられました。
    受賞者は「該当者なし」。
    SARS SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome)のことで日本語で「重症急性呼吸器症候群」と訳されるSARSコロナウイルスによる感染症のこと。
    感染者のせきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされ、死亡率は約10%前後。
    2002年に中国で発生し、トロント、シンガポール、ハノイ、香港、台湾、中国国内の広東省、山西省へと広まりました。
    日本国内では発症していませんが、SARS治療を行っていた台湾人医師が観光で日本を訪れ、帰国後にSARSを発症した事が判明。厚生労働省から医師の立ち寄った場所が発表され、それらの施設では消毒が行われるなどの事態が起きました。
    受賞者については「該当者なし」。
    年収300万円 森永卓郎さんの著書『年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!』がベストセラーに。
    これまでの「1億総中流」と言われた時代とは違い、転職したり給料が下がったりで年収300万円が当たり前の時代に生き抜く術を説明する本。
    受賞者はUFJ総合研究所・社会政策部長の森永卓郎さん。
    バカの壁 養老孟司さんの著書「バカの壁」が400万部を超えるベストセラーに。
    人は自分の興味が無いことには「バカの壁」を作り情報を聞き入れない。そのため「一生懸命話せばわかってもらえる」というのは通じない、馬鹿には何を言ってもだめで人間同士が理解しあうのは不可能だ。というような内容になっています。
    受賞者は養老孟司(ようろうたけし)さん。
    ビフォーアフター テレビ朝日系列で放送されている建築系のドキュメンタリー番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」から。
    家屋・住宅の問題(構造や間取りや広さなど)で困っている一般家庭の依頼主を「匠」(たくみ)と呼ばれる大工や建築士などがリフォームによって解決する内容で、番組内で使われる「匠」やナレーションの「なんということでしょう!」、「ビフォーアフター」などの言葉が話題に。
    ビフォーアフター(Before-After)についてはもともと美容関連で使われていた用語でしたが、番組の影響でリフォームだけでなく様々な分野で用いられる用語になりました。
    受賞者は番組ナレーターの加藤みどりさん。
    へぇ~ フジテレビ系列で放送されていた「トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~」という番組からの言葉。
    視聴者から寄せられた世の中の雑学を紹介するバラエティ番組で、品評会会長のタモリとゲストの品評会員が「へぇ~」を単位としてそれらを評価します。
    「へぇ~」はボタンになっており、押すたびに「へぇ~」と音が出て、1人20へぇ~までボタンが押せ、5人で満点が100へぇ~になる仕組み。
    2002年10月7日から2003年3月17日まで深夜番組として放送され高視聴率で評判がよかったことから、この年7月2日からはゴールデンタイムでレギュラー番組となりました。
    受賞者は俳優の高橋克実さんと八嶋智人さん。

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  • 2002年(平成14年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2002年(平成14年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2002年(平成14年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第19回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    2002年に起きた主な出来事は以下の通りです。
    流行語が生まれた時代背景として参照ください。

    • ユーロ紙幣・硬貨が流通開始(1月)
    • 冬季五輪「ソルトレイクシティオリンピック」が開幕(2月)
    • 中国国際航空129便墜落事故が発生(4月)
    • 中国北方航空6136便放火墜落事件が発生(5月)
    • 日本と韓国で共催の2002 FIFAワールドカップ開幕(5月)
    • 小泉首相が日本の首相として史上初めて朝鮮民主主義人民共和国を訪問(9月)
    • バリ島で爆弾テロ事件発生(10月)
    • 北朝鮮に拉致されていた日本人5人が帰国(10月)
    • ロシアのモスクワで劇場占拠事件発生(10月)
    • アルゼンチン政府は世界銀行向けデフォルト(債務の不履行)発表(11月)

    公式サイトの発表はこちら「2002年の日本新語・流行語大賞」です。

    2002年の日本新語・流行語大賞

    年間大賞

    タマちゃん 8月に多摩川に現れたオスのアゴヒゲアザラシのことで、川の名称から「タマちゃん」と命名され新聞やニュース、ワイドショーなどで大きく取り上げられました。
    多摩川にはタマちゃんを見ようと子供をつれた母親などの見物者で殺到し、「タマちゃーん」と呼ぶ姿がたびたびテレビで放送されました。
    北極海周辺やベーリング海・オホーツク海に生息するアゴヒゲアザラシが関東まで来る事は非常に珍しい事。
    その後、タマちゃんは横浜市の鶴見川や帷子川などにも出没し、目撃情報があった河川には多くの人が集まりました。
    一方で「騒ぎすぎ」と指摘する声も一部で見られ、お笑い番組でこれらのこの騒動をコントとして放送されるなどの出来事もありました。
    受賞者はタマちゃん発見者で多摩川で泳ぐアザラシを発見してビデオ映像をテレビ局に持ち込んだ佐々木裕司さんと、フジテレビのスーパーニュースでレポーターをつとめるタマちゃんの命名者である黒住祐子さん。
    W杯(中津江村) 「2002 FIFAワールドカップ」でカメルーン代表チームがキャンプとして選んだのが大分県にある中津江村。
    「いちばん小さな自治体のキャンプ地」としてテレビ番組でも注目され、カメルーン代表の到着を待ち構えていましたが、予定の日になっても選手達が到着しませんでした。
    4日後に到着しましたが「選手が来ない」と話題になり、その後も気さくな選手達と村民との交流やカメルーンを応援する姿など、W杯開催中は中津江村の様子も注目されました。
    受賞者は中津江村の村長・坂本休さん。

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    トップテン

    貸し剥がし 金融機関が融資している企業に対して、契約どおり債務の履行を行っているなかでも追加担保や返済を求めるなど回収を進める状態を指し、融資を控える「貸し渋り」よりも酷い状態を表現した言葉。
    なお「貸し渋り」は1998年の流行語でトップテン入賞しています
    受賞者については、当事者を特定不能のため「受賞者保留」。
    声に出して読みたい日本語 声に出したり暗唱したりして読む事で日本語の響きや表現を楽しむ本で、古典の名作などが集められています。
    前年頃からの日本語本ブームもあり150万部を超えるベストセラーに。その後続編も出版されました。
    受賞者は明治大学文学部助教授で著者の齋藤孝さん。
    真珠夫人 4月1日から6月28日まで放送されたフジテレビ系・東海テレビ制作の昼ドラで、横山めぐみさん演じる荘田瑠璃子の純愛やドロドロの愛憎劇が好評で高視聴率を記録。
    原作は1920年(大正9年)6月9日から12月22日まで新聞に連載された菊池寛さんの小説で、流行語入賞以前にも映画化やドラマ化されていました。
    受賞者はテレビ東海プロデューサーの鶴啓二郎さん。
    ダブル受賞 この年発表されたノーベル賞で小柴昌俊さんが物理学賞、田中耕一さんが化学賞をそれぞれ受賞。
    2人の日本人が同じ年にノーベル賞を受賞するのは初で、それぞれ11人目・12人目の受賞者となりました。
    また田中さんについては島津製作所に勤める会社員で、現役のサラリーマンがノーベル賞を受賞したとして大きな話題になりました。
    受賞者は東京大学名誉教授の小柴昌俊さん、島津製作所ライフサイエンス研究所フェローの田中耕一さん。
    内部告発 この年発覚した牛肉偽装事件や東京電力の原子力発電所トラブル隠し、2000年の三菱自動車によるリコール隠しなど、内部告発によって発覚した事件が増えこの言葉が注目されました。
    また、トナミ運輸社員が1974年にトラック業界の闇カルテルを読売新聞社名古屋支局へ告発したことの報復として、会社側から月に3回の転勤や空き地の草むしりをさせるなどの閑職を強要、社外では暴力団関係者による脅迫を行ったなどとして2002年1月に訴訟(2005年に勝訴)を起こした事も大きな話題になりました。
    アメリカやイギリスでは内部告発者(公益通報者)を保護する法律が整備される中、日本では内部告発者の個人情報が公開されてしまうなどの問題が明らかになり、法整備が急務であるとの声があがりました。
    受賞者は「ホイッスルブローアー=内部告発者: 我が心に恥じるものなし」の著書で、告発を行ったトナミ運輸元社員の串岡弘昭さん。
    ベッカム様 この年行われたサッカーの日韓FIFAワールドカップにおいて、その甘いマスクで日本の女性達から絶大な人気を得たイングランド代表(背番号7番)の選手。
    マスコミは「ベッカム様」と呼び、当時のベッカムの髪型「ソフトモヒカン」は「ベッカムヘアー」として男性の間で流行。
    受賞者はW杯期間中にイングランドがキャンプ地として利用し「ベッカム様」も泊まった淡路島のウェスティンホテル淡路、その総支配人である藤本信一郎さん。
    ムネオハウス 千島列島国後島の古釜布にある緊急避難所兼宿泊施設として建設された「日本人とロシア人の友好の家」のこと。
    当時は鈴木宗男さんが建設に当たり建設業者の入札に当たり秘書とともに随意契約を行ったと追求されている中で、共産党の佐々木憲昭さんが現地では「ムネオハウス」と呼ばれていると発言、このインパクトある呼称にマスコミが大きく取り上げ報道されることとなりました。
    受賞者は佐々木憲昭さん。
    拉致 9月17日、小泉純一郎首相が北朝鮮の平壌を訪問し、金正日国防委員会委員長と会談(日朝首脳会談)。北朝鮮側が日本人13人を拉致したことを認め、10月15日に5人の拉致被害生存者が一時帰国。
    しかし、北朝鮮が横田めぐみさんのものとして提出してきた遺骨が別人のものであったり、捏造やずさんな調査結果を報告するなどが見られ、他にも多数の拉致被害者がいるものと考えられています。
    受賞者は「今年の日本を震撼させた一語として記録するものであり、これに関する人物の選定などは行わない」ためなし。

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    2002 特別賞

    Godzilla プロ野球・読売ジャイアンツの4番で活躍していた松井秀喜さんが、アメリカのメジャーリーグでプレーする意向を表明。松井さんの愛称である「ゴジラ」が注目されました。
    1998年ゴジラはアメリカでも1998年に「GODZILLA」として映画化されており、アメリカでもこのニックネームで報道されました。
    受賞者は松井秀喜さん。

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    他の年の流行語について

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  • 2001年(平成13年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2001年(平成13年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2001年(平成13年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第18回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    2001年は21世紀が開始した年です。
    この年に起きた主な出来事は以下の通りです。
    流行語が生まれた時代背景として参照ください。

    • ウィキペディア英語版開設(1月)
    • ビル・クリントンに代わりジョージ・W・ブッシュがアメリカ合衆国大統領に(1月)
    • コロンビア邦人副社長誘拐事件(2月)
    • 情報公開法が施行(4月)
    • 第87代首相に小泉純一郎さん就任(4月)
    • 附属池田小事件(6月)
    • 明石花火大会歩道橋事故(7月)
    • 歌舞伎町ビル火災(9月)
    • 東京ディズニーシーがオープン(9月)
    • アメリカ同時多発テロ事件(9月)
    • シベリア航空機撃墜事件(10月)
    • アメリカ炭疽菌事件(10月)
    • デジタルオーディオプレーヤーiPodの第1世代が発売(10月)
    • 愛子内親王誕生(12月)

    次にこの年の流行語で印象に残るワードを挙げてみます。
    まずは年間大賞の「小泉語録」。
    発言や行動の1つ1つが注目され話題になっていた当時の小泉さんの人気が伺えます。

    トップテンからは「塩爺」。
    その見た目と愛称が本当によくマッチしていて、うまいこと考えるなぁと思っていました。

    そして「DV」(ドメスティック バイオレンス)。
    現在でも増加傾向にあるようですが、大切な人に暴力を振るうという思考がまったく理解出来ません。

    公式サイトの発表はこちら「2001年の日本新語・流行語大賞」です。

    2001年の日本新語・流行語大賞

    年間大賞

    米百俵、聖域なき改革、恐れず怯まず捉われず、骨太の方針、ワイドショー内閣、改革の「痛み」 小泉純一郎首相の発言から話題になった言葉で、高い支持率を背景にこれらのわかりやすい例えやキャッチフレーズはマスコミにも頻繁に取り上げられ話題になりました。
    「米百俵」は今は辛抱し将来的に利益となる意味。
    「聖域なき改革」は小泉さんが掲げる経済政策スローガン「聖域なき構造改革」のこと。
    「恐れず怯まず捉われず」は改革への反対や抵抗に対しての言葉。
    「骨太の方針」は聖域なき構造改革を実施すための決議。
    「ワイドショー内閣」は小泉さんの人気が高く、発言や行動が常にワイドショーに取り上げられていた状態だったことから。
    「改革の痛み」は構造改革による一時的な低成長は「痛み」を伴うと表現したことから。
    これらは「小泉語録」とも呼ばれました。
    受賞者は内閣総理大臣の小泉純一郎さん。

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    トップテン

    「明日があるさ」 1963年に発売された坂本九さんの「明日があるさ」がウルフルズにカバーされ、コカ・コーラ社が販売する缶コーヒー「ジョージア」で採用、ストーリー形式のCMとともに人気を博しヒット曲に。
    その後CMに出演するダウンタウンや藤井隆さん、ココリコなどの吉本芸人で結成された11名のユニット「Re:Japan」とウルフルズとのコラボレーションでNHK紅白歌合戦に出場。
    CMでの役柄を引き継ぐ形で日本テレビ系のドラマ「明日があるさ」が放送されたり(翌年にもスペシャル版放送)、2002年には「明日があるさ THE MOVIE」で映画化もされました。
    受賞者はRe:Japan。
    e‐ポリティックス インターネットを利用した政治活動の事。6月14日に創刊の小泉純一郎首相のメルマガ「小泉内閣メールマガジン」が78万部を発行、最盛期には225万人以上となるなど、インターネットが政治においても重要なツールであると認知され注目されたワード。
    「politics」は政治や政治学、駆け引きや政略などの意味で、ハイフンなしの「eポリティックス」や、大文字の「E-ポリティックス」などの表記も見かけます。
    日本の政治家はインターネットでの政治活動が公職選挙法により規制されていますが、2013年(平成25年)に規制が緩和されるなど今後もインターネットと政治は切っても切れない関係になると思われます。
    受賞者は千葉県知事選で市民グループがインターネットを活用し、無党派である堂本暁子さんの支持を訴え当選したことから、市民団体代表の天野外支子さん。
    狂牛病 9月10日に千葉県でBSEの疑いがある牛が発見、全頭検査などが行われ北海道でも確認されました。変異型クロイツフェルト・ヤコブ病として人への感染例もあることから、牛肉を扱う店舗、外食産業に大きな打撃を与え社会問題になりました。
    狂牛病(きょうぎゅうびょう)は1986年頃イギリスで発生が確認された、牛の脳をスポンジ(海綿)のような空洞にしてしまう病気で、痙攣して立ち上がれなくなってしまう恐ろしい姿からこの名称がつけられました。牛海綿状脳症や、英語でBSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)ともいいます。
    受賞者は店頭で「お願い 助けて下さい」の張り紙をして話題になったペッパーフードサービス、その代表の一瀬邦夫さん。
    塩爺(しおじい) 当時財務大臣をつとめた塩川正十郎さんの愛称。この愛称が広まると共に発言や行動が取り上げられ、テレビ番組への出演なども増えました。
    「FORZA!塩爺!」というサイトがブレイクのきっかけとされます。Forza(フォルツァ)はイタリア語で「頑張れ」の意味。
    受賞者は財務大臣の塩川正十郎さん。
    ショー・ザ・フラッグ アメリカ同時多発テロ事件の報復としてタリバンなどへ軍事行動を起こそうとする際にアーミテージ国務副長官が柳井駐米大使に言ったとされる言葉。
    「ショー・ザ・フラッグ」の解釈として当初「フラッグ(日の丸)を見せろ」と言う意味で、軍事行動に参加を促す発言と報道されたものの、後に「旗幟(きし)を鮮明にせよ」という意味で、日本の立場を明確に示せという意味であったとの解釈が正しいとする報道がされました。この解釈を巡り国会でも取り沙汰されました。
    受賞者については「該当する受賞者なし」。
    生物兵器(BC兵器) ウィルスや細菌を使った、人間などの生物に対しての兵器。日本では1995年に地下鉄サリン事件で生物兵器の「サリン」が使われた事件がありました。
    この年アメリカ合衆国でテレビ局や議員に対して炭疽菌の入った容器が送りつけられ、5人が死亡し17人が負傷した「アメリカ炭疽菌事件」が発生しこのワードが注目されました。
    アメリカ同時多発テロ事件のわずか7日後に起きたこの事件は世界を震撼させました。
    受賞者は毒ガスの専門家とされる神奈川大学教授の常石敬一さん。
    抵抗勢力 内閣総理大臣の小泉純一郎さんが推し進める「聖域なき構造改革」抵抗する勢力のことで、自民党内の議員はじめ野党や郵政関連であったりメディアなどをまとめてこう呼んでいます。
    小泉さんの「改革に抵抗する勢力。」「私の内閣の方針に反対する勢力、これは全て抵抗勢力であります。」などの発言から
    受賞者については「受賞候補者が全員辞退のため、受賞者なし」。
    ドメスティック・バイオレンス(DV) 夫婦や恋人など近親者間で起こる暴力、家庭内暴力を意味する言葉。
    ドメスティック(domestic)は英語で「家庭の」「所帯の」、バイオレンス(violence)は「暴力」「乱暴」の意味があります。
    10月より「DV防止法」と呼ばれる「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が施行され注目されました。
    これまでは親しい関係者同士の暴力は民事不介入が原則であり、問題が発生しても刑事介入される事も稀で、被害者が泣き寝入りする事が非常に多い状態でした。
    受賞者はDV調査研究会(代表・吉浜美恵子さん)。
    ブロードバンド ブロードバンドと呼ばれるインターネット接続方式で、これまで利用されていた「ISDN」や「ダイヤルアップ接続」と呼ばれるものより大容量のデータを伝達することが可能になっています。
    「光ファイバー」(光回線)や「ADSL」などがブロードバンドに属します。
    なおブロードバンドの定義は米国連邦通信委員会が決めており、2015年1月からは「下り25Mbps/上り3Mbps」ですが、時代とともに変更しています。
    受賞者はソフトバンク株式会社代表の孫正義さん。
    「ヤだねったら、ヤだね」 演歌歌手の氷川きよしさんのデビューシングル「箱根八里の半次郎」が大ヒットし、その中のインパクトある歌詞「やだねったらやだね」が話題になりました。
    CDの発売は2000年2月2日で、歌だけでなくこれまでの演歌歌手にいなかったイケメンの氷川きよしさん自身も注目され、じわじわと人気に火がつきブレイク。
    2000年の第42回日本レコード大賞と最優秀新人賞を受賞しています。
    受賞者は氷川きよしさん。

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    2001 語録賞

    「人間て、なかなか死なないもんだ」 長崎県沖でエンジンの故障により遭難し、37日後に救助された武智三繁さんがインタビューで答えた言葉。
    日帰りの予定で、7月20日に自身の漁船「繁栄丸」で長崎県の崎戸港出航しエンジンが不調に。7月24日に携帯電話で修理業者に連絡を取った後に圏外に。
    翌日修理業者が崎戸町の漁協支所に連絡し、その後佐世保海上保安部にも伝わり捜索が開始されます。
    発見されたのは千葉県銚子市犬吠埼の東約800kmの太平洋上で、実に38日目の救助でした。
    受賞者はご本人の武智三繁さん。
    「ファンの皆さま本当に日本一、おめでとうございます」 プロ野球でヤクルトが10月にリーグ優勝を果たした際に、監督の若松勉さんがインタビューで答えた言葉。
    本来は「ありがとうございます」と言うところ「ファンの皆様、本当にあのー、あの…、おめでとうございます」と言ってしまい、場内は笑いが起きるとともに和やかな空気に。
    テレビでも大きく取り上げられ、その後もプロ野球関係者でこの言葉をネタとして使う人が見られるようになりました。
    受賞者はヤクルトスワローズ監督の若松勉さん。

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  • 2000年(平成12年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2000年(平成12年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    2000年(平成12年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第17回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    印象に残っているワードを挙げてみます。
    大賞の「おっはー」。
    慎吾ママ、おはスタだけじゃなく色んな番組やイベントに引っ張りだこの状態でした。
    あとみんなこの時期携帯メールで「おっはー」って使ってましたね。

    同じく大賞の「IT革命」。
    この頃はまったく業界とは無縁だったので、何がすごいのかわかりませんでしたが、今ではもう様々な場所で当たり前となるくらいの勢いで普及しました。

    そしてトップテンの「パラパラ」。
    当時はネットで動画を見る事もできず、振り付けが録画されたビデオテープは友達の間で貸し借りしながら覚えたり、バーやイベントスペースなどで講習なんかもありました。

    公式サイトの発表はこちら「2000年の日本新語・流行語大賞」です。

    2000年の日本新語・流行語大賞

    2000 大賞

    「おっはー」 朝の挨拶である「おはよう」を短縮した言葉で、フジテレビ系のバラエティ番組「サタ☆スマ」で、SMAPの香取慎吾さんが演じていたキャラクター「慎吾ママ」のが使う挨拶「おっはー」が人気に。
    もともとはテレビ東京系の朝の子供向けバラエティ番組「おはスタ」で使われていた「おーはー」が起源で、慎吾ママが広めた形といえます。
    8月18日には音楽CD「慎吾ママのおはロック」を発売しオリコンシングルチャートで1位、最終的に売り上げはミリオンセラーを達成するなど大ヒットしました。
    受賞者は慎吾ママ。
    IT革命 ITは「Information Technology」(インフォメーションテクノロジー)の略で、「情報技術」と訳されます。
    当時インターネットやパソコン等の機器の普及と発展に伴い、個人の生活から社会や経済まで様々な変化を表現した言葉。
    受賞者は、全国の商店街が共同出資して設立した「株式会社商店街ネットワーク」に当時高校生で初代社長に就任した木下斉さん。

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    2000 特別賞

    「最高で金 最低でも金」 柔道の「ヤワラちゃん」こと田村亮子さんがシドニーオリンピックの前にメダル獲得への目標を「最高でも金、最低でも金」と発言し話題に。
    過去2回の五輪、92年のバルセロナと96年のアトランタではいずれも銀メダルでしたが、シドニーでは目標どおり見事に自身初となるオリンピック金メダルを獲得しました。
    また待望の金メダルについて「ようやく初恋の人に出会えた」と表現しました。
    受賞者は田村亮子さん。

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    2000 トップテン入賞

    Qちゃん この年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した高橋尚子さんの愛称。
    監督の小出義雄さんがテレビ番組などで発言している姿がたびたび映され広まりました。
    日本女子陸上界で五輪の金メダルは獲得は史上初で、日本陸上界でも戦後初・実に64年ぶりのことでQちゃんフィーバーが起こると共に女子スポーツ界初の国民栄誉賞を受賞しました。
    あだ名の由来は以前に所属していたリクルート陸上部の新入部員歓迎会で「オバケのQ太郎」の歌を歌ったことから。
    受賞者は金メダリスト高橋尚子さん、積水化学・女子マラソン部監督の小出義雄さん。
    ジコチュー(ジコ虫) 公共広告機構(AC)で行っていた公共マナー啓発のテレビCMに登場する「ジコ虫」から。
    人々に迷惑をかけてしまうような自己中心的(自己中・ジコチュー)な虫が増えているとし、人を虫に例えて表現。
    事例としてどこでも関係なく車を止めてしまう「ろ虫」(ロチュー)、歩きながらタバコを吸う「イップク虫」、電車内にて携帯電話で大声で話し続ける「シロクジ虫」など。
    受賞者は公益社団法人 公共広告機構の理事長・寺尾睦男さん。
    一七歳 この年起きた殺人など大きく報道された凶悪犯罪の犯人がいずれも17歳だったことから、「キレる17歳」として注目されました。17歳前後に当たる1981年から1985年生まれは「キレる17歳世代」「理由なき犯罪世代」「酒鬼薔薇世代」とも呼ばれました。
    こう呼ばれるきっかけとなった事件と一例としては5月1日の「豊川市主婦殺人事件」、5月3日の「西鉄バスジャック事件(ネオむぎ茶事件)」に6月21日の岡山金属バット母親殺害事件などが挙げられます。
    なお「酒鬼薔薇世代」の名称については、酒鬼薔薇と名乗る犯人が82年生まれだったことからで、神戸連続児童殺傷事件は1997年に発生しています(透明な存在で1997年の流行語トップテン)。
    ただし統計上、この世代による犯罪件数は突出して多いわけではなく、印象に残る犯行が多かったといえそうです。
    受賞者なし。
    パラパラ クラブやディスコでユーロビートにあわせて踊るダンス「パラパラ」が流行。手や腕は独特な動きをさせながら、脚は左右移動の「2ステップ」と呼ばれる動きをする踊りで、フジテレビ系のバラエティ番組「SMAP×SMAP」でSMAPの木村拓哉さんが「バッキー木村」なるキャラで「Night of Fire」という曲にあわせて踊るなど、テレビや雑誌に頻繁に取り上げられ、クラブなどに行かない一般層にも知れ渡り練習用ビデオが発売されたりやパラパラ講習が行われました。
    当時はまだ「ガングロ」と呼ばれる日焼けサロンで黒く焼いた肌が流行っており、多くのガングロギャルやギャル男がクラブでパラパラを踊る光景が見られました。
    発祥は1980年代後半の日本で、1999から2001年に流行したのは第三次ブームに当たります。
    受賞者はパラパラの聖地とも呼べる神楽坂ツインスター、そこの支配人である紅田昇さん。
    「めっちゃ悔し~い」 この年行われたシドニーオリンピックで400m個人メドレーに出場し銀メダルを獲得した田島寧子(たじまやすこ)さんがレース直後のインタビューで「めっちゃ悔しぃ~」「金がいいですぅ~」と吐露。
    気持ちの伝わってくるような言い方が話題になりました。
    1位と僅差であと少しで金メダルにだった事から悔しい気持ちで出た発言。
    受賞者はご本人の田島寧子さん。
    「ワタシ(私)的には…」 若者を中心に受賞語のような、断定せず言葉を濁すよう曖昧に表現する「ぼかし言葉」が増加。
    「わたし的には」の他にも、ウザイと言い切らず「マジうざいって感じ」や「本当は来て欲しかったかな、みたいな」などが挙げられます。
    相手との対立を避けたり深く入り込まず距離を保ったり、その場の雰囲気(空気)を壊さない風潮から生まれた表現といえます。
    受賞者は「このコトバの使い手として一番ふさわしい有名人は?」の質問で圧倒的に答えの多かったタレントの飯島愛さん。
    「官」対「民」 10月に長野県知事選で積極的な市民活動への参加を行っていた田中康夫さんが当選、11月は栃木県知事選で無党派の福田昭夫さんが、5政党の推薦を受け出馬していた現職知事を破って当選。
    本来大きな力を持つ「官」に「民」が勝ったこれらの出来事は、有力者や支配層でなく、一般市民や大衆に向けた選挙活動で連帯の輪を広げる「草の根運動」により「官 対 民」 で勝利した選挙として注目されました。
    なお、「無党派」は1995年の大賞を受賞を受賞しています
    受賞者は栃木県知事の福田昭夫さん。

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  • 1999年(平成11年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1999年(平成11年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1999年(平成11年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第16回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    この年より前は調べないとわからないワードが多かったですが、このあたりから見ただけで思い出せるようになってきました(1980年生まれ)。
    印象に残っているのはトップテン入賞の「だんご3兄弟」。行くとこ行くとこで耳にしました。

    「癒し」はこれまであまり使われてない言葉だった記憶がありますが、これ以降はもう普通に使われる言葉としてしっかり定着していますね。

    そして「iモード」。端末(携帯電話)の画面は白黒で小さく通信速度は数kbほどだったと思いますが、2016年現在での携帯電話は画面はフルカラーで大型、タッチパネルに音はステレオ、通信速度は100MB越えという、このものすごいスピードで進化しているのは興味深いですね。

    公式サイトの発表はこちら「1999年の日本新語・流行語大賞」です。

    1999年の日本新語・流行語大賞

    1999 大賞

    雑草魂 読売ジャイアンツのピッチャー・上原浩治さんを表現した言葉。高校時代は控えの投手で甲子園にも出場していない上原浩治でしたが、プロの世界で大活躍したことからマスコミがこう呼ぶようになりました。
    雑草魂の意味はエリートであったり高学歴なと華やかな経歴を持っているわけではない人が、這い上がって一流になるような努力や根性を表現する言葉。
    綺麗な花は水を与えられ丁寧に育て上げられるのに対し、植物が育つ環境が悪くても枯れずに力強く育つ雑草の姿に例えた言葉。
    同じくプロ野球でこの年活躍した松坂大輔さんが甲子園で活躍し華々しくデビューしておりその対比としても注目されました。
    受賞者は上原浩治さん。
    ブッチホン 当時内閣総理大臣の小渕恵三さんが著名人や一般の人にかける電話のこと。予告などもなく突然かけ、首相にも関わらずフランクに対応してくれるため、受けた人達は本物なのか戸惑いながら対応してしまう人も。
    小渕さんの「渕」と、電話の「フォン」を組み合わせた造語。
    ブッチホンを受けた人の一例として小室哲哉さん(沖縄サミットのテーマソング作曲を依頼)、山瀬まみさん(テレビ番組で小渕さんに言及したことから)、ズームイン!!朝!(番組中に突然)など。
    なお1990年の流行語に「ブッシュホン」という用語がありますが、こちらは当時アメリカ大統領のブッシュさんから海部への電話の事。
    受賞者は小渕恵三さん。
    リベンジ この年プロ野球の西武ライオンズに入団し大活躍した松坂大輔さんが発言した言葉。4月21日の対ロッテ戦で黒木知宏さんと投げ合い0-2で敗北し「リベンジします」と宣言。4月27日には1-0で勝利しリベンジを果たしました。リベンジは「雪辱する」(負けた相手に)「復讐する」などの意味として使われる用語。受賞者は松坂大輔さん。

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    1999 トップテン入賞

    学校(級)崩壊 生徒である子供たちが教師の言う事を聞かず、教室で勝手な行動をしてしまうことで授業が成立しなかったり、集団行動ができない生徒により学校の機能が成立しない状態を意味する言葉。後述する著書のショッキングなネーミングと内容ははマスコミでも取り上げられ話題に。
    2月に発売した河上亮一さんの著書「学級崩壊」では教育の変化で子供の質も変わってしまったことが描かれ、朝日新聞社会部が著者となっている4月発売「学級崩壊」では前述したような荒れた学校の様子を取材した内容となっています。
    受賞者は著者でプロ教師の会<埼玉教育塾>主宰の河上亮一さん。
    カリスマ 流行の発信地になった渋谷、その中でも渋谷109は「エゴイスト」「ココルル」「ミジェーン」「ジャッシー」などの人気ブランド店がひしめくギャルファッションの聖地ともいわれ、そこで働くショップ店員はファッションリーダーとなり若い女性に絶大な影響を与え「カリスマ店員」と呼ばれるようになりました。
    「カリスマ店員」の着る服が飛ぶように売れるなどの現象も見られ、売り上げにも大きな影響を与える存在に。
    その後ショップ店員だけでなく「カリスマ美容師」「カリスマホスト」等の呼称も登場するなど、各業界に影響のある人物を「カリスマ」と表現するようになりました。
    なお「カリスマ」はギリシャ語で超自然的とか常人を超える資質、強い影響力を持つ人や人を惹きつける魅力のある人を意味する言葉で「カリスマ性がある」のように使います。
    受賞者はファッションショップ「Egoist」店員の中根麗子さん他。
    ミッチー・サッチー ミッチーこと浅香光代さんと、サッチーこと野村沙知代さんの批判合戦・騒動の事。
    3月31日のラジオで浅香さんが野村さんを批判し、これにマスコミが食いつくと騒動は大きくなり、渡部絵美さんさん、十勝花子さん、神田うのさん、デヴィ夫人他多くの有名人やタレントが参戦、テレビ局や視聴者まで巻き込み連日報道されるような状態に。多くが野村さんの悪行や疑惑などを批判する内容で、一方的にバッシングされる展開となりました。
    受賞者は女剣劇・女優の浅香光代さん。
    西暦2000年問題 古くから使われている多くのコンピュータでは容量節約のために西暦を下2桁で書書いており、これが2000年になった際に1900年と混同して誤作動と起こすのではないかという問題。「Y2K問題」(わいつーけーもんだい)やミレニアム・バグとの別名もあります。
    テレビCMでこの問題を企業に呼びかけたり、金融機関においては政府も一体となって対策が行われました。
    また2000年は400年に一度の特別なうるう年(1700・1800・1900年は閏年ではなく2000年だけ)があり、こちらの対策も問題になっていました。
    受賞者は2000年対策として「非常用品」を売り出した東急ハンズ、その新宿店の井谷厚さん。
    だんご3兄弟 1999年1月にNHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の中で「今月の歌」として発表された曲で、タンゴ調のキレのよいメロディーとポップな歌詞が受け子供の間で人気が広まります。
    だんご3兄弟を歌っているのは当時の「うたのおにいさん」速水けんたろうさんと、「うたのおねえさん」の茂森あゆみさん。
    その後3月3日に待望のCDが発売されると発売日3日目で出荷枚数250万枚を超える爆発的な大ヒット。1999年オリコン年間シングルチャート1位、第41回日本レコード大賞特別賞、日本ゴールドディスク大賞など数々の賞を受賞しました。
    受賞者はNHK「おかあさんといっしょ」ディレクターの古屋光昭他さん。
    癒し 坂本龍一が発表した楽曲「ウラBTTB」がリゲインEB錠のCM曲として流れ、癒し音楽として大ヒット。オムニバスアルバムの「feel」や「image」などの癒しの音楽(ヒーリングミュージック)を集めたCDも次々とヒットするなど「癒し系」ブームとなりました。
    「癒し」の意味は安心感を与えたり、穏やかな感情にするもの、心理的に疲れを和らげてくれること、またはその存在などを意味します。英語では「ヒーリング」(healing)が当てはまります。
    その後「癒し系(アイドル)」という言葉も生まれます。缶コーヒー「ジョージア」のCMで男性の心を和ませる演技をしていた優香さんがこう呼ばれるようになりました。
    それまで一般的にはあまり使われていなかった「癒し」という言葉がこれ以降頻繁に使われるようになりました。
    受賞者は自然体験を通して癒しを与えたとする「南紀熊野体験博」が行われた和歌山県の知事・西口勇さん。
    iモード NTTドコモの携帯電話(フィーチャー・フォン)で行えるメール送受信やウェブに接続してページを閲覧できるサービス。携帯電話でのウェブサイト閲覧が行えるサービスは世界初となる機能でした。
    当時はiMacのヒットなどもあり、インターネット(internet)や「インフォメーション」(information)の意味を持つ「i」を名称に付けるサービスが流行していた背景があります。
    受賞者はNTT移動通信網の代表取締役・立川敬二さん。

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  • 1998年(平成10年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1998年(平成10年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1998年(平成10年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第15回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    印象に残っているのは大賞の「だっちゅーの」。
    当時高校生でしたが学校でも流行ってました。2人の独特の雰囲気と素人感がよかったですが、しばらくブームが続くもののあっという間にきれいさっぱり消えてしまった印象。

    トップテンのショムニも流行ってました。個性あふれる登場人物が面白く、江角マキコもかっこよかったですね。

    公式サイトの発表はこちら「1998年の日本新語・流行語大賞」です。

    1998年の日本新語・流行語大賞

    1998 大賞

    ハマの大魔神 横浜ベイスターズのピッチャーで、ストッパーとして大活躍した佐々木主浩さんのニックネーム。
    この年は4年連続となる最優秀救援投手賞はじめ、セーブポイント数の日本記録、最優秀投手、MVP、正力松太郎賞など数々の賞を受賞するとともに、38年ぶりのセ・リーグ優勝に大きく貢献。
    名前の由来は日本映画の特撮時代劇シリーズに登場する守護神の大魔神に似ているため。
    受賞者は佐々木主浩さん。
    「凡人・軍人・変人」 7月の自由民主党総裁選挙に立候補した3名を田中真紀子さんがそれぞれ表現した言葉で、面白く的確な表現としてマスコミでも大きく取り上げられ話題に。
    小渕恵三さんを「凡人」、梶山静六さんを「軍人」、小泉純一郎さんを「変人」と評しました。
    受賞者は衆議院議員の田中真紀子さん。
    「だっちゅーの」 浅田好未さん・西本はるかさんのお笑いコンビ「パイレーツ」の持ちギャグで、両腕で胸を挟み谷間を強調するポーズをして「だっちゅーの」という台詞を言います。
    フジテレビ系列で放送されていた「ボキャブラ天国」で披露していたところ徐々に話題になりブレイク、バラエティ番組などで大活躍しました。
    最初に一通りコント(失笑されるような内容)を行い、最後に「だっちゅーの」で締めます。
    受賞者はパイレーツの浅田好未さんと西本はるかさん。

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    1998 トップテン入賞

    環境ホルモン 21世紀に向け環境問題が叫ばれる中、ダイオキシンや農薬、DDT・PCBなどのような化学物質が人体や動物の生態系に深刻な影響を与える事がわかってきました。
    このような物質を内分泌攪乱物質(ないぶんぴつかくらんぶっしつ)とか、内分泌攪乱化学物質といい、この非常に呼びづらい名称を一般にもわかるような用語にしようと日本放送協会と井口泰泉さんが「環境ホルモン」という通称を考案しました。
    この名称がマスコミでも頻繁に見られるようになったことから。
    受賞者は当時横浜市立大学理学部教授の井口泰泉さん。
    貸し渋り 経営を安定させることを優先とした金融機関が企業に対して融資を控えるたこと。
    当時の金融不安に加え1998年4月の早期是正措置によりさらにお金の貸し出しが厳しくなったといわれ、この「貸し渋り」が社会問題になりました。
    早期是正措置は自己資本比率に応じて業務改善指導を行うなど、金融機関の破たんを防ぐために導入されました。
    受賞者は、該当者を名乗り出る関係者皆無のため「表彰保留」となっています。
    老人力 老化による物忘れなどは「衰え」という考えではなく、新しい事を覚えるのに必要な「忘れる」事であるため、これを「老人力がついてきた」というようなプラス思考に転換する考え。
    それまでの老人に対する概念を覆す発想として話題に。腕力や体力などの「力」ではない事に注意。
    この言葉を発案したのは建築家の藤森照信さん、編集者の南伸坊さんで、この案を赤瀬川原平さんが東京新聞にエッセーとして寄稿、その後1997年6月号の「ちくま」という雑誌に連載(後に単行本化)を始め反響を呼びます。
    受賞者は作家で路上観察学会の赤瀬川原平さん。
    ショムニ フジテレビで放送されていた人気テレビドラマで、満帆商事株式会社の総務部庶務二課に所属する6人のOLの活躍を描くストーリー。
    「ショムニ」は「庶務二課」の事で「会社の掃き溜め」と呼ばれるような部署ですが、江角マキコさん演じる坪井千夏がリーダー的な存在となり個性豊かなメンバーとともに欲望に忠実に行動しますが、結果的になぜか会社の利益になると言う流れの一話完結形式のドラマ。
    受賞者は原作者の安田弘之さん。
    モラル・ハザード もともとは主に保険や経済学ででの分野で多く使われていた用語で、保険においては例えば事故を起こしても保険が適用されるという気持ちから注意を怠るなどの行動です。
    ハザードは英語で危険物や障害物の意味があります。
    そして1998年に使われたモラル・ハザードは、金融機関による経営上の様々な違法か違法ギリギリの融資であったり経営を行っていた事が住宅金融専門会社が問題になった際(いわゆる住専問題)に噴出し、モラルを顧みない金融機関のこのような行為を「モラル・ハザード」と呼びました。
    受賞者は住専問題処理を行う住宅金融債権管理機構社長に無報酬で就任した弁護士の中坊公平さん。
    「冷めたピザ」 この年首相に就任した小渕恵三について、1998年7月13日付の「ニューヨーク・タイムズ」が「冷めたピザ」と紹介。
    これが日本では面白い表現だとしてウケることに。
    掲載されたフレーズは「Obuchi has all the pizzazz of a cold pizza」と韻を踏んでます。
    受賞者は発言元とされる三井海上基礎研究所・ジョン・ニューファー(John F. Neuffer)さん。
    日本列島総不況 経済企画庁長官(小渕内閣)だった堺屋太一が日本経済の状態を表現した言葉。
    民間人閣僚として同ポストに就任し、この明快でインパクトのある表現が話題に。
    なお堺屋さんは通商産業省に入省後、作家やイベントプロデューサーとして活動し、経済企画庁長官に就いています。
    受賞者は堺屋太一さん。

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    1998 特別賞

    スマイリング・コミュニスト 共産党にとって小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降は不利になると思われた選挙の中でも党の躍進が続いたため、マスコミが当時共産党中央委員長の不破哲三さん(本名:上田建二郎さん)のことをこう呼んだことから。
    コミュニスト(communist)とは共産主義者の事で「微笑する共産主義者」と訳されます。
    受賞者は不破哲三さん。
    ボキャ貧 当時内閣総理大臣の小渕恵三さんが記者の前で語ったもので、ボキャブラリーが貧困(貧弱)の略とされています。
    この時代はテレビで「タモリのボキャブラ天国」が放送されており、略称が「ボキャ天」のため、この影響があると思われます。
    このユーモアのある造語がマスコミでも大きく取り上げられることになりました。
    受賞者は当時者の小渕恵三さん。

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  • 1997年(平成9年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1997年(平成9年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1997年(平成9年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第14回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    印象に残っているのは大賞の「失楽園」。
    当時テレビでやたらと耳たのを覚えています。

    それとトップテンの「たまごっち」。
    学校でも電車の中でもよくやっている人を見かけまし、人気にあやかった模倣商品も販売されていました。

    そして「透明な存在」。
    神戸連続児童殺傷事件の犯人が自分を表現した言葉ですが、2016年になった今になって著者を「元少年A」として「絶歌」という本を出版し批判を浴びると共に住所も特定されるなどの動きを見せています。
    当時高校生で細かい部分までは理解していませんでしたが、後に知った事件の詳細な流れは恐怖を覚えました。

    公式サイトの発表はこちら「1997年の日本新語・流行語大賞」です。

    1997年の日本新語・流行語大賞

    1997 大賞

    失楽園(する) 1995年から1996年まで日本経済新聞に連載されていた恋愛小説で、この年1997年には映画化、そしてテレビドラマ化されました。
    出版社で敏腕編集者から調査室配属となった久木祥一郎と、書道講師の松原凛子との不倫を主題とした内容。
    不倫の事を「失楽園する」などの表現も生まれました。
    受賞者は作家の渡辺淳一さんと女優の黒木瞳さん。

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    1997 トップテン入賞

    たまごっち 1996年11月23日にバンダイから発売された卵型の携帯ゲームで、画面内にいる「たまごっち」というキャラクターにエサを与えたり糞の掃除などを行い、コミュニケーションをとりながら育てていく内容。育成過程で見た目が変わったり、「おやじっち」と呼ばれるキャラなどに変化します。
    たまごっちの名称は「たまご」(Tamago)と「ウォッチ」(Watch)を組み合わせた造語、英語版の表記は「Tamagotchi」。
    ブームに火が付くと、入荷の情報があるおもちゃ屋さんなどの店舗には早朝から大行列ができるなど社会現象といえるほどの大流行になりました。
    受賞者はバンダイ玩具第一事業部の真板亜紀さん。
    時のアセス 時代の変化や時間の経過により、ニーズや必要性のなくなった公共事業を見直す制度のことで「時のアセスメント」の略。北海道で導入されました。
    時代錯誤といわれるような公共工事や建設が続いていたり、長期にわたり着工されずに頓挫していたり停滞している事業が問題視されるようになっていた事から注目を集めました。
    受賞者は北海道知事の堀達也さん。
    ガーデニング 趣味で家の庭やベランダなど狭い場所でも植物を使って作り上げる「庭園」作りがブームに。いわゆる「庭いじり」の事。
    あっと言う間に雑誌やテレビで特集される言葉となりました。
    「園芸」だと観賞を目的とした植物栽培を指しますので少し違いますし、「庭いじり」ですと言い辛かったりするので丁度言い言葉として「ガーデニング」が広まったと予想されます。
    なお英語では園芸学(術)という意味では「horticulture」というワードが使われ、趣味の園芸の範囲では「gardening」と使い分けされます。
    受賞者はガーデニングの仕掛け人とされる私の部屋ビズの編集長・八木波奈子さん。
    日本版ビッグ・バン 欧米で金融自由化行われ、日本でも世界標準(グローバルスタンダード)での国際競争が必要になったために行われた金融改革の事。「金融ビッグバン」とも呼ばれます。
    特に1996年から2001年度に行われた金融制度改革を指します。名称の由来は1986年にロンドン証券取引所で行われた証券制度改革が「ビッグバン」と呼ばれたことから。
    それまでは金融安定化のため「護送船団方式」と呼ばれる、経営破綻させないように業界全体をコントロール(規制やルールなど)する方法がとられていたため、効率の悪かったり競争力のない企業も生き残っていける状態でした。
    受賞者は、なかなか改革が進まない中、売買手数料を50%引き下げたことで日本版ビッグバンの実質第1号と評価された松井証券、その社長の松井道夫さん。
    透明な存在 この年5月に起きた神戸連続児童殺傷事件で「酒鬼薔薇」(さかきばら)と名乗る犯人が送った犯行声明文の中に書かれていた言葉。解釈をめぐりさまざまな憶測を呼びました。
    残忍な殺人・通り魔の犯人として逮捕されたのは14歳の男子中学生で社会に衝撃を与えました。
    また、週間誌「フォーカス」では犯人・少年Aの顔写真を掲載し、少年法や人権などの問題を提起するきっかけを作りました。
    受賞者はフォーカス編集長の田島一昌さん。
    もののけ(姫) 7月12日に公開された宮崎駿さんによるスタジオジブリの長編アニメーション映画「もののけ姫」が大ヒット。興行収入は193億円と、当時の日本映画の興行記録を塗り替えました。
    「もののけ」は漢字で「物の怪」と書き、霊や妖怪を意味する言葉。
    女性のような高い声(カウンターテナー)で米良美一さんが歌う主題歌「もののけ姫」(作詞・宮崎駿さん 作曲編曲・久石譲さん)も話題になりました。
    受賞者はアニメ作家の宮崎駿さん。
    パパラッチ 俳優やスポーツ選手やセレブなどの有名人をつけまわし、プライベート写真を撮影し雑誌などに売り飛ばす人たちを指す用語。特定のメディアや雑誌などに属さず単独で行動している場合が多いです。
    「甘い生活」というイタリア映画の中で登場する報道カメラマン役の名前が由来となっていて「やぶ蚊」を意味するイタリアの方言から取った名前。
    日本ではこれまでまったく知られていない言葉でしたが、ダイアナ元妃と恋人のドディ・アルファイドさんがフランスのパリでパパラッチに追跡され猛スピードでトンネルの中央分離帯に正面衝突しドディさんは死亡、ダイアナさんは重症(その後死亡)を負いますが、その場にいたパパラッチの多くは救護せずに写真を撮り続けた事で国際的に大きな批判を浴び、この事件をきっかけに広く知られる言葉になりました。
    受賞者は「省略」とのこと。
    マイブーム 世間一般のブームなどは関係なく、自分の中だけで流行っている(ブーム)ものを意味する用語、または自分だけのブームを持とうという生き方。
    自分(my)とブーム(boom)を組み合わせた和製英語・造語で、みうらじゅんさんが考案。
    受賞者は漫画家のみうらじゅんさん。
    郵政3事業 郵政三事業は「郵便」「郵便貯金」「簡易生命保険」の3事業で、この時厚生大臣だった小泉純一郎さんは、1979年の大蔵政務次官に就任した当時から郵政事業の民営化を訴えており、行政改革会議にてこの問題が話し合われました。
    民営化によるメリットやデメリットであったり、どうなるのかなど、郵政三事業の行方がマスコミ・国民巻き込んでの話題となりました。
    受賞者は小泉純一郎さん。

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  • 1996年(平成8年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1996年(平成8年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1996年(平成8年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第13回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    印象に残っているのは大賞の「自分で自分をほめたい」です。
    当時高校生でしたが、有森さんが涙を堪えながら言葉を搾り出している姿はとても美しく感動的でした。

    トップテンには「援助交際」「チョベリバ」「ルーズソックス」と女子高生に関連するワード(アムラーも?)が3つ入っており、1985年の「ネバカ」に見られるような、女子大生がちやほやされ注目されていたこれまでの時代から、女子高生にシフトしている様子が伺えます。

    チョベリバは今聞くと一周回って面白く感じてしまいますね。

    公式サイトの発表はこちら「1996年の日本新語・流行語大賞」です。

    1996年の日本新語・流行語大賞

    1996 大賞

    「自分で自分をほめたい」 この年のアトランタオリンピックの女子マラソンで、3位の銅メダルを獲得した有森裕子さんがレース後のインタビューで語った言葉。
    スランプや怪我に苦しみながらも、前回のバルセロナオリンピック銀メダルに続き連続のメダル獲得という快挙を成し遂げました。
    涙ながらに「初めて自分で自分をほめたいと思います」と答えたシーンは深い印象と感動を残しました。
    受賞者は有森裕子さん。
    友愛/排除の論理 「友愛」については兄弟姉妹間であったり友人などとの間の愛情や友情などを意味する言葉で、政治家の鳩山由紀夫さんが自らの政治のテーマとして掲げ「友愛政治」や「友愛外交」のように使用していました。
    なお中曽根元首相からは「政治は友愛だの何だのと綺麗ごとを言うが中身がなく薄っぺらい。ソフトクリームのようにすぐ解けてしまうだろう。」とコメントされています。
    「排除の論理」は、この年(旧)民主党を結成するにあたり、合流を希望していた新党さきがけ代表の武村正義さんを拒否。物議をかもし出しました。これまで鳩山さんを支えてきた人物に対してのこの対応は物議を醸し「排除の論理」と呼ばれました。
    受賞者は当時(旧)民主党代表の鳩山由紀夫さん。
    メークドラマ プロ野球読売ジャイアンツの当時監督だった長嶋茂雄さんが考案した造語で、「ペナントレースにおいて(今は低迷しているが)巨人軍が大逆転で優勝する」という意味合いで前年の1995年に使われるようになり、その年は3位に終わりましたが翌1996年には首位広島東洋カープに最大11.5ゲーム差をつけられ最下位の状態から見事に大逆転を演じ優勝、メークドラマを成し遂げました。
    英語で書くとMAKE DRAMAになりますが和製英語。
    受賞者は長嶋茂雄さん。

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    1996 トップテン入賞

    援助交際 ブランド品や遊ぶ金欲しさに行う売春。当時流行していた携帯電話(ガラケー)などの出会い系サイトなどを使い募集するのが特徴で、主に中学や高校生など18歳未満が行う売春を指します。
    風俗街であったり反社会的な関係での売春行為ではなく、ごくごく普通の女子学生が行っているとの報告が衝撃を与えました。
    現在でもスマートフォンを使いSNSやサイトを通じて行われており、社会問題となっています。
    受賞者は「援助交際―女子中高生の危険な放課後」の著書があるルポライターの黒沼克史さん。
    ルーズソックス 脚の部分がだぶだぶに緩く作られた、白い厚手のハイソックスで、たるみを持たせたまま履きます。
    伸ばさず履くためだらしなく見えることから、「だらしない」とか「ずぼら」の意味があるルーズなソックスから付けられた名前。
    なおlooseの英語読みは「ルース」ですが、負けという意味のloseの読み方が間違って普及した可能性があります。
    制服との(見栄えの)相性も良く女子高生の間で大流行し、その後定番化しています。
    受賞者はルーズソックスの仕掛け人とされるブロンドール社長の鴇田章さん。
    チョベリバ、チョベリグ チョベリバは「超ベリー・バッド」(超very bad)の略で「最悪!」というような意味合いで使われ、反対にチョベリグは「超ベリー・グッド」(超very good)の略で「最高!」という意味合いになります。
    コギャルと呼ばれるミニスカートにルーズソックス、茶髪など流行に敏感な女子高生の間から広まりましたが、数年と持たず死語と呼ばれる言葉の1つとなりました。
    受賞者については公式サイトによると「??(最初に言い出した人物を調査中、名乗り出てもらえれば後日表彰の予定)」とのこと。
    閉塞感(打開) 前年1995年の沖縄米兵少女暴行事件が起き、県民の怒りが増すなか日米地位協定の問題や不十分な対応などが続き、これまであまり大きく取り上げられなかった沖縄県民の米軍基地による重圧や閉塞感、日本政府との複雑な問題が報道され、沖縄の現状が知られることとなりました。
    受賞者は沖縄県民大会で郷土への思いと基地問題を訴えた比嘉憲司さんと仲村清子さん。
    アムラー 歌手の安室奈美恵さんが大ブレイク。そのファッションや髪型などを真似する人たちの事で「アムロ」に「er」を付けて「アムラー」と呼ばれるようになりました。
    茶髪のロングヘアにミニスカート・厚底ブーツに細い眉毛、日焼けサロンで焼いたさわやかな浅黒肌が特徴。
    当時はブランドのシャネル(Chanel)を好んで使う「シャネラー」(Chaneler)など「er」を使った言葉が流行っていた背景があります。
    受賞者は正統「アムラー」を自認する皆さん。
    「ガンと闘うな」(がんもどき理論) 近藤誠さんの著書「患者よ、がんと闘うな」で癌治療においての新理論として注目されたのが「がんもどき理論」。
    癌のなかには進行や移転をしない「もどきの癌」もあるため、それまでのがん治療においての常識だった放射線治療であったり抗癌剤治療などを否定し、放置するのが良いという内容。
    受賞者は慶應義塾大学医学部講師の近藤誠さん。
    不作為責任 薬害エイズ問題で帝京大学医学部附属病院の医師やミドリ十字の関係者、厚生省官僚が逮捕・起訴され、HIV感染の危険性を認識しながらなんら対策を行わなかったとする「不作為責任」が追求されました。
    それまで悪意(作為)はなかったとしていた関係者達でしたが、郡司ファイルの発表により危険だとわかっていた事が判明し「不作為」であった事が明らかに。
    受賞者は東京HIV訴訟原告の川田龍平さん。

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  • 1995年(平成7年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1995年(平成7年)の「日本新語・流行語大賞」一覧と解説

    1995年(平成7年)の日本新語・流行語大賞です。1984年から開始され、この年は第12回に当たります。

    前年・翌年と、すべての年の流行語についてはこちらをご覧ください。

    この年は大賞のメジャーリーグでの野茂さんの活躍で「NOMO」、阪神・淡路大震災の「がんばろうKOBE」が印象に残っています。

    トップテン入賞の「DA.YO.NE」は学校でもすごく流行ってました。日本のヒップホップミュージックのさきがけとも言える曲ですね。
    そして「インターネット」がこの年に入賞してきました。今や当たり前になり過ぎてこれ以前の時代にインターネットがなかったというのが何か不思議な感覚です。

    公式サイトの発表はこちら「1995年の日本新語・流行語大賞」です。

    1995年の日本新語・流行語大賞

    1995 大賞

    無党派 この年に行われた東京都知事選挙と大阪府知事選挙で、無所属の青島幸男さんと横山ノックさんがそれぞれ当選。
    政党に所属する候補者が敗れたことで、支持する政党がなかったり政治的関心が薄い有権者(投票する側の人たち)である「無党派」が注目されました。
    この「無党派層」の支持を集めることが選挙戦において重要であると改めて認識されました。
    受賞者は東京都知事の青島幸男さん。
    NOMO 日本のプロ野球で活躍していた野茂英雄さんがアメリカ大リーグのロサンゼルス・ドジャースと契約、球団新人最多記録の16奪三振や、日本人メジャーリーガー史上初の完封勝利など大活躍し、チームの7年ぶりの地区優勝に大きく貢献しました。
    2016年現在ではもう日本の野球選手がメジャーに行く事は決して珍しい状況ではなくなりましたが、この時代では日本プロ野球で活動するのが当たり前で、野茂さん実に31年ぶり2人目の日本人メジャーリーガーという状態でした。
    受賞者は野茂英雄さん。
    「がんばろうKOBE」 1月17日に発生した阪神・淡路大震災。地元神戸のプロ野球球団「オリックス・ブルーウェーブ」は、「がんばろうKOBE」をスローガンにリーグ優勝を果たしました。
    ユニフォームに縫い付けられたこのスローガンは選手の活躍とともに市民の励ましとなりました。
    受賞者はオリックス監督の仰木彬さん。

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    1995 トップテン入賞

    ライフライン 言葉自体を直訳すると「命綱」や「救命ロープ」ですが、水道、電気、電話、ガスなどの生活インフラや、食料運搬の経路や物流ルートなど、人間の生命に必要不可欠な様々な意味での供給路を意味します。
    阪神・淡路大震災ではこれらが断たれ、復旧作業はこのライフラインが最優先に行われるなどその重要性が認識されました。
    これ以前は「生活線」や「生命線」と表現されていましたが、以降はより広い意味を持つ「ライフライン」が使われるようになりました。
    また、震災直後に道路が寸断されている中、セブンイレブンがヘリコプターで弁当を空輸し、食料のライフライン維持を果たした事が話題となりました。
    受賞者はセブンイレブン社長の栗田裕夫さん。
    安全神話 この年起きた阪神・淡路大震災やオウム真理教による地下鉄サリン事件など社会を不安にさせる事件が起きました。
    政府の情報収集の遅れや危機管理体制の不備が指摘されるなど、「日本には地震がこない」「セキュリティが機能している」のような、日本は「安全」であるという神話(思い込み)「安全神話」は崩れ去りました。
    受賞者はテレビなどでセキュリティに関する的確な指摘をした元内閣安全保障室長の佐々淳行さん。
    「だ・よ・ね(DA・YO・NE)ま、いっか(MAICCA)」 ヒップホップユニットのEAST END×YURI(イーストエンド プラス ユリ)のデビューシングル「DA.YO.NE」(ダ・ヨ・ネ)が日本のヒップホップCDで初となるミリオンセラーを記録、続く「MAICCA〜まいっか」もミリオンセラーを達成。
    Jラップ(日本語ラップ)を確立したと言える両曲が受賞。
    なお「DA.YO.NE」は前年1994の発売で、ラジオでヘビーローテーションされるとジワジワと人気を上げていきました。
    受賞者はEAST END×YURI。
    「変わらなきゃ」 日産自動車の販売促進や安全性をアピールするためのテレビCMでプロ野球選手のイチローさんが「変わらなきゃ」とメッセージを伝えてきます。
    わかりやすく印象に残るこのフレーズがキャンペーンとして成功を収めました。
    受賞者は当時日産自動車社長の辻義文さん。
    官官接待 官職の人が同じく官職の人に接待する事を指す用語。主に地方の公務員が国家公務員など予算の決定権を持つ中央の役人に、補助金であったり予算面などの金銭的な便宜をはかってもらうために行う接待の事。
    接待費は税金が使われており、「官官接待」と名づけられたこのような行為がこの年多く報道され問題視されるようになりました。
    受賞者は全国市民オンブズマン連絡会議代表の井上善雄さん。
    「見た目で選んで何が悪いの!」 コダックのレンズ付きフィルム「スナップキッズ」のテレビCMでの瀬戸朝香さんの台詞。
    学校の集会中に瀬戸朝香が現れ、校長らしき人に「見た目で選んで何が悪いの!」と言い放ち、思わず「その通りです」と答えてしまう内容。
    挑発するように言い放つ姿がインパクトを与えました。
    受賞者は女優の瀬戸朝香さん。
    インターネット コンピュータネットワーク間の相互接続により世界規模で通信網を形成するネットワーク。ウェブサイトの閲覧やメールなど世界中の人たちと情報交換などコミュニケーションが可能になります。
    この年発売された「Windows 95」はネットワーク機能の充実であったり、初心者でも周辺機器に接続利用できるプラグアンドプレイ等が話題となり、それまでのコア層だけでなく一般の人にもインターネットを広めました。
    受賞者は日本のインターネットにおける技術基盤を作ったとされる「ミスター・インターネット」こと慶応義塾大学教授の村井純さん。

    ※掲載されている各賞の表記に、全角の文字やアルファベットが使われている場合がありますが、発表されているオリジナルの表記を使っているためです。

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